多治見の建築家、永冶祐太さんと進めている住宅プロジェクトです。
今回のプロジェクトは高蔵寺ニュータウン内というエリアを絞って土地を探していくところからスタートしました。
勤務先が高蔵寺ニュータウン内にあり、会社員をやりながら画家としても活動しているクライアント。作品の製作時間を確保するため、勤務先から近いエリアでというご希望でした。
高蔵寺ニュータウンもエリアによって雰囲気や利便性が大きく変わるため、様々なエリアを見て検討していきました。
最終的にクライアントが選んだ物件は、眼前広がる緑が豊かな敷地でした
クライアントは時間や曜日を変え、何度も足を運び、住宅地でありながら静かで落ち着いた自然が感じられるこの土地に決めました。
敷地西側には大きな連続する擁壁がありましたが、これは住宅公団が宅地造成を行う際につくったもの。検査済証が出されており建築時にそのまま使える擁壁でした。
高低差が大きい高蔵寺ニュータウンでは、この擁壁の検査済証の有無が非常に重要で、工事費を抑える大きなポイントになります。
緑豊かな自然が感じられるアトリエ付き住居。
どんな家づくりになるか楽しみなプロジェクトです!
住所:春日井市高森台
敷地面積:200.01㎡
設計:永冶建築研究所